板金加工のタシロに31歳の三代目社長が就任

株式会社タシロhttp://www.tasiro.co.jp/ 板金加工会社の株式会社タシロは、2023年9月20日付で取締役の田城功揮(31歳)が代表取締役社長就任を発表した。代表取締役の田城裕司(61歳)は退任して新たに取締役会長になるという。1966年創業の株式会社タシロは板金加工会社として歩んできた歴史を持つが、2012年から「かながわ中小企業モデル工場」の指定を受け、2019年に田城功揮が入社後には「神奈川がんばる企業エース」や「健康優良企業認定」なども受けて来た。その結果、従業員10数名の町工場ながら、年間の求人応募を200名近く集めるようになり、今に至る。主な製品は浮桟橋の骨組みや食品用計量ホッパーなど。創業タイミングは高度成長期の昭和時代だったこともあり、特に板金加工業界も多忙を極めたが、平成時代には伸びが鈍化して、その後の令和時代を迎えた。社長に就任する田城功揮は、専修大学卒業後に人材業界のパソナを経て現職に就くが、自社製品の企画製造販売を新規事業として進め、クラウドファンディングや展示会で高い評価を得た経験を持つ。「日本一挑戦するベンチャー型町工場」を標榜する同社の新たな社長に期待が寄せられている。

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