ナカバヤシが破砕性能の高い小型万能二軸破砕機「NCE-37」を新発売

ナカバヤシ株式会社https://www.nakabayashi.co.jp/ ナカバヤシ株式会社は、電子基板などの硬いものから被服などの薄くて柔らかいものまで破砕できる業務用「小型万能二軸破砕機NCE-37」を2023年10月中旬から発売する。この小型万能二軸破砕機は、硬いものから柔らかいものまで破砕できる機械で、スマートフォンやノートPC、電子基板などの硬いものから、作業着や軍手などの薄く柔らかい素材まで破砕できるのが特徴。「当て切りカッター」という独自設計の刃を採用しており、刃先と反対軸側のシャフト(回転軸)の隙間を無くすことで、薄くて柔らかい素材も破砕できる設計となっている。破砕の難しいものでも確実に破砕できる「自動逆転装置」を搭載しているのが特徴。コンベヤなどの既存設備との連結、安全装置・集塵装置の追加など、ユーザーの施設に合った構築に対応し、刃の幅や数、材質、ホッパー形状などのカスタマイズに対応できる国内製造を採用している。

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RCホールディングスがプレス金型製品の加工生産を行うソルテックを傘下に

RCホールディングス株式会社http://www.rcholdings.co.jp/ 株式会社ソルテックhttp://www.soltec-co.jp/ 2023年10月6日、RCホールディングスは、金属プレス金型製品や冶具機械部品の加工生産を行う株式会社ソルテックの全株式を譲受したことを発表した。RCホールディングスは、宇宙航空・化学・製造分野における高い技術力を有する企業へ投資を行う完全持株会社で、理研アルマイト工業、関東化学工業、都精機、サンエー、オオイテクニカの5社を傘下においている。今回のM&Aの目的は、グループ内の金属加工領域の更なる発展と新たな付加価値の創出で、ソルテックとサンエーは同じ山形県に位置し、オオイテクニカは福島県の企業。これら3社の技術力を合わせることで、物流コストの削減や独自技術の開発に努める。 株式会社ソルテックは、金属プレス金型製品や冶具機械部品の加工生産をてがける企業。金型設計から量産まで一貫した加工体制を築いており、特許出願済みの特殊技術を有している。「日本の技術を集結し、世界へ。」というビジョンを掲げており、国内および世界に向けて新たな価値を創造することで、日本の製造業を牽引する企業グループになることを目指すとしている。

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ヤンマー建機の後方超小旋回油圧ショベル「ViO80-7」が2023年度グッドデザイン賞を受賞

ヤンマーホールディングス株式会社https://www.yanmar.com/jp/ ヤンマー建機株式会社は、後方超小旋回油圧ショベル「ViO80-7」が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。この「ViO80-7」は8tクラスの油圧ショベルで、高出力化した自社製エンジンと油圧システムViPPS2iを搭載しており、掘削スピードや登坂速度を向上させている。また、燃費基準と低騒音技術を採用したことで環境性能にも配慮しているのが特徴。 ●受賞対象についての情報https://www.yanmar.com/jp/construction/products/excavator/vio80_sv100/ ●グッドデザイン賞https://www.g-mark.org/ ●審査員評価コメント狭小地向けのコンパクトな油圧ショベルとして洗練されたデザインが際立っている。広いグラスエリアが開放的な作業空間を提供し、外観からも視界の広さが感じられる。多機能なHMIとシンプルな操作系統により、効率的な作業と安全性を実現し、作業の負担を軽減すると共に、事業者の満足度向上も期待できる。ブランドカラーの赤と黒を基調としたカラーリングは、都会的で洗練された印象を醸し出し、最高の燃費基準達成と低騒音技術の導入によって、都市土木作業に最適なパフォーマンスを実現している。完成度の高いデザインと先進的な機能性の融合は、使いやすさと効率性を両立させ、ヤンマーのブランド価値を一層高めている。

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レニショーが世界最小の工作機械用無線プローブをメカトロテックジャパン2023で国内初披露

レニショー株式会社https://www.renishaw.jp/ レニショー株式会社は、工作機械見本市「メカトロテックジャパン2023」(2023年10月18日~21日)にて、世界最小の工作機械用無線プローブを国内初披露する。この工作機械用無線プローブRMP24-microは、直径24mm、長さ31.4mmという世界最小の工作機械用無線信号伝達式プローブで、高価値、高精度コンポーネントを製造するコンパクトな機械に最適な設計となっている。RMP24-microには、レニショーの最新の無線通信プロトコルを採用しており、最大5mの動作範囲を持ち、他の無線との干渉を回避できる2.4GHz周波数ホッピングスペクトラム拡散(FHSS)プロトコルを採用しているのが特徴。

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新東工業がピッキングオートメーションシステムbyZYXerを発売

新東工業株式会社https://www.sinto.co.jp/ 新東工業株式会社は、人間の手作業のような精密ピッキングを可能にする自動化ロボットシステム「ピッキングオートメーションシステムby ZYXer(ジクサー)」を発売した。6軸力覚センサZYXerを搭載しており、微妙な力を検出して動きを制御し、ハンドが箱などに接触するとすぐに停止する熟練作業者のような動きをする。接触すると即停止するため、接触による故障のリスクもなく、ハンドが持っている製品を傷つけることもなくなり、自動化と安全性を両立している。また、作業しながら重さも量れるため、大幅な時間短縮も可能となっている。 少子高齢化によって、ものづくりの現場では労働者不足や熟練作業者の技能継承が大きな問題となっており、各作業の自動化が企業の緊急課題となっている。新東工業ではZYXerを活用し、これまで不可能だった自動化を可能にすることで労働者不足や技能承継の課題解決に貢献していくとのこと。 ●6軸力覚センサZYXer(ジクサー)についてhttps://www.sinto.co.jp/product/force-sensor/

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産業技術総合研究所が触媒技術を応用した新しいレドックスフロー電池を開発

国立研究開発法人産業技術総合研究所https://www.aist.go.jp/ 国立研究開発法人 産業技術総合研究所は、京都大学の人間・環境学研究科 山本旭助教らと共同で、触媒を介した二酸化炭素とギ酸塩のレドックスを利用した新しいレドックスフロー電池を開発した。レドックスフロー電池とは、再生可能エネルギー導入時の電力系統安定化の候補として期待される定置用大型蓄電池の一種で、出力部と容量部が独立しており、出力/容量設計の柔軟性が高いのが特徴。今後は、触媒技術を応用してさまざまな化合物を活物質に利用できる可能性を探索し、レドックスフロー電池の大型化と実用化に向けて研究開発を進めるとのこと。 ●研究の内容実際に、イリジウム触媒を介した二酸化炭素とギ酸塩のレドックスを負極、マンガンの2価と3価のレドックスを正極に採用してレドックスフロー電池を構築することで、その充放電の実証に成功。充電時には、負極で錯体触媒を介して二酸化炭素がギ酸塩へと還元され、正極でマンガンが2価から3価へと酸化される。放電時には、負極で錯体触媒を介してギ酸塩が二酸化炭素へと酸化され、正極でマンガンが3価から2価へと還元される。

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次世代型ロボットハンドのThinkerが2.3億円の資金調達を実施

株式会社Thinkerhttps://www.thinker-robotics.co.jp/ 株式会社Thinkerは、大阪大学ベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルを引受先とした第三者割当増資および日本政策金融公庫からの新型コロナ対策資本性劣後ローンで、総額2.3億円の資金調達を実施した。同社は、近接覚センサーによって「指先で考えてつかむ」次世代型ロボットハンドの開発を加速させる構え。 この近接覚センサーは7月31日より出荷開始されており、赤外線とAIを組み合わせて物体の位置と形を非接触かつ高速に把握できるセンサー。Thinkerは、近接覚センサーを活用したロボットハンドの開発に取り組んでおり、鏡面や透明物質などの取り扱いや、現場環境に応じた柔軟なピッキングを可能とするのが狙い。今後は、ショールームの整備やデモ機の拡充、営業人材の採用などにも取り組む予定で、このセンサー技術をベースとした実用的ロボットハンドが一層活用されていくことが期待されている。

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アビルコインターナショナルがポリエチレン製アウトリガー用パッド「CRANE PADS」をTOOL JAPANに出展

有限会社アビルコインターナショナルhttps://abileco.com/ 有限会社アビルコインターナショナルは、アウトリガー用パッド「CRANE PADS」の販売代理店として、プロツール展示会「TOOL JAPAN」に出展すると発表した。「CRANE PADS」は樹脂製の敷板で、建設機械の安定性と作業効率を高めるパーツ。従来の鉄やアルミの敷板と比べて、軽く耐久性が高いのが特徴となっている。耐水性、耐油性、耐薬品性、耐候性の面でも優れており、南極大陸でのプロジェクトにも採用されている。素材は高品質なヴァージンポリエチレンで、腐食に強く紫外線劣化もない。不要になった場合にはリサイクルも可能で、環境対応も十分に図られている。同社は2023年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催されるイベント「TOOL JAPAN」に出展し、「CRANE PADS」の全製品を展示する。

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ジェイテクトのグループ会社が電磁弁の30%低電力化を実現

株式会社ジェイテクトhttps://www.jtekt.co.jp/ 株式会社ジェイテクトのグループ会社であるジェイテクトフルードパワーシステムが、低電力で稼働する「次世代電磁弁LK-99」を開発。この次世代電磁弁LK-99は、消費電力を従来比30%低減しており、省エネを対策が必須の現場において重要なパーツとなる。電磁弁は電気によって磁力を発生させて油の流れを制御するバルブなので、消費電力の削減が求められてきたが、ジェイテクトフルードパワーシステムでは磁場解析技術を活用してソレノイドの高効率化を図ることにより低電力化を実現した。同社では、省エネ油圧ユニット「トヨパックECOⅡ+ (プラス)」と「次世代電磁弁LK-99」を組み合わせることで、より一層の省エネやコスト低減を実現する。例えば、5台の電磁弁組み込んだ設備を100台設置する工場では、すべてをLK-99に切り替えることで年間1.1トンのCO2削減効果が見込まれる。

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板金加工のタシロに31歳の三代目社長が就任

株式会社タシロhttp://www.tasiro.co.jp/ 板金加工会社の株式会社タシロは、2023年9月20日付で取締役の田城功揮(31歳)が代表取締役社長就任を発表した。代表取締役の田城裕司(61歳)は退任して新たに取締役会長になるという。1966年創業の株式会社タシロは板金加工会社として歩んできた歴史を持つが、2012年から「かながわ中小企業モデル工場」の指定を受け、2019年に田城功揮が入社後には「神奈川がんばる企業エース」や「健康優良企業認定」なども受けて来た。その結果、従業員10数名の町工場ながら、年間の求人応募を200名近く集めるようになり、今に至る。主な製品は浮桟橋の骨組みや食品用計量ホッパーなど。創業タイミングは高度成長期の昭和時代だったこともあり、特に板金加工業界も多忙を極めたが、平成時代には伸びが鈍化して、その後の令和時代を迎えた。社長に就任する田城功揮は、専修大学卒業後に人材業界のパソナを経て現職に就くが、自社製品の企画製造販売を新規事業として進め、クラウドファンディングや展示会で高い評価を得た経験を持つ。「日本一挑戦するベンチャー型町工場」を標榜する同社の新たな社長に期待が寄せられている。

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